中国で3000万人の男性たちが結婚できない

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中国では男女の性別比率のアンバランスが問題になっています。専門家の予測によると、今から数年後の2020年には、結婚適齢期の男性が女性より3000万人くらい多くなり、結婚したくても適齢期の女性がいない男性があふれそうです。

出生比117:100

中国で行なわれた国勢調査のデータによると、中国の出生の男女性別比は117:100、一部の省では130:100を超えており、農村部での状況はさらにひどいとのことです。これは、女の子100人生まれるところに男の子が117~130人以上生まれるという計算です。ですから、女の子が生まれるというのは中国において数の上で貴重なこととなっています。

予想される問題

3000万人もの結婚適齢期を過ぎた若い男性がどんな社会問題を引き起こすかについて、中国社会科学院学部委員、社会学研究所元所長の景天魁氏は次のように分析・予想しています。

「正常な社会秩序に影響を与えるだけではなく、婚姻売買、人身売買、性犯罪などの現象も生じさせる。また、多くの結婚適齢期の人口が正常な婚姻家庭生活外に置かれたのでは、不倫や浮気といった現象もますます増えてくるだろう」

こうなると、結婚できないことを悩む個人の問題に加えて、社会的に大きな問題になりかねません。

「剰男」

今現在、中国では30歳から39歳の未婚男性が1195万9000人に達したといわれてしています(ちなみに同年代の未婚女性は582万人)。中国ではそのような未婚男性のことを「剰男」と呼びます。「剰男」は「残っている男性」という意味で、30歳を超えた未婚の男性を指します。

どうやら結婚したくてもできない中国の「残っている男性」の将来には暗雲が立ち込めているようです。