会話が続かない 3つの質問の種類を知っておく

会話が続かない、会話が苦手という人がどんな工夫をすれば会話が続きやすいのか、小分けにして考慮する「会話の豆知識」のコーナー、今回は「3つの質問の種類を知っておく」です。

①「はい」「いいえ」で答えれる二者択一の質問

相手が初対面の場合や人見知りする人は、慣れるまで会話しにくいかもしれません。まずは「はい」「いいえ」で答えれる二者択一の質問がいいかもしれません。

始めは相手が答えやいすように二者択一の質問をしますが、ずっと二者択一の質問攻めだと、相手も尋問されているように感じるかもしれません。また、こちらも質問のレパートリーが底をついた場合、そこで会話は終了です。ですから、質問の種類を何パターンか知っておき、会話に変化をもたせることができます。

②5W1Hの質問

そこで、5W1Hの質問をしてみることができます。

5W1Hとは、

Who「だれが」

What「何を」

When「いつ」

Where「どこで」

Why「どうして」

How「どのように」

…のことです。この5W1Hの質問は事実の情報を得るのに役立つでしょう。

ギアチェンジ

ここでギアチェンジの話です。今日、日本の道にはたくさんの車が走っています。ほとんどの車はオートマですが、車は発進し始めたとき、ローギアです。少しスピードが上がるとセカンドギアにシフトチェンジします。さらに、もっとスピードが出ると、サードにギアチェンジです。

会話も同じように、最初は「はい」「いいえ」で答えることのできる二者択一の質問で会話をスタートできます。そして、少し会話が温まり、スピードが出てきたところで、5W1Hの質問を用いることができます。

ここで、さらにもう1段階、次のシフトへとギアチェンジすることができます。それは、「気持ち」を聞く質問です。じつは人が盛んに話すときは気持ちを話している時なのです。会話は人と人との気持ちのやり取りであり、ここが最終目的です。

③相手のハートに迫る質問

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気持ちを尋ねる質問、それは簡単に言うと「どんな気持ちでしたか」です。気持ちをストレートにきくのにちょうどよい場合というものがあります。それは、相手にとって心が大きく動かされるような体験をしたときです。

たとえば受験に合格した、子供が生まれた、婚約したなどです。そういうとき「そのときはどんな気持ちでしたか、やっぱりすごくうれしかったですか」などとストレートに尋ねてあげるといいでしょう。

あとは相手が自分の揺さぶられた気持ちをどっと語ってくれるはずですから、共感しながら相手との会話を楽しむことができます。いつでも自分の気持ちを聞いてくれると人はうれしくなるものです。こうなると会話は成功です。

ずれた質問に注意、ずれるとクールダウンする

5W1Hの質問は基本的には状況や事実を知るのに使うもので、気持ちを知るためのものではありません。話している人が気持ちよく感想を述べている時、そこで話し手が一番わかってほしいのは「出来事の事実」ではなく、「そのときの気持ち」です。そのとき時に見合った質問をしなければなりません。

最終的に気持ちが通いあうように相手のハートに迫るわけですが、そこに至るまでには段階があります。相手との関係がどの程度か、初対面か、知り合いか友人か、それとも親友レベルかによって違います。知らない相手であればあるほど、「はい・いいえ」の二者択一の質問→5W1Hの質問→気持ちに迫る質問と会話を温めていくことができます。

よく知らない相手にいきなり気持ちを尋ねるハートに迫る質問をしてしまうと、それはその段階で用いるべきではない「ずれた質問」となります。よく知っている親友レベルにもなると、いきなりハートに迫る質問をしても問題ないでしょう。

しかし、大抵の場合は少しずつ会話を温め、最終的に相手のハートに、気持ちに迫れるように持って行くことが目的です。そのためにはここで考えたような幾つかの質問のパターン・順番を知っておくことが助けとなります。このようにして質問上手になることは人間関係を築いてゆく上で強力な武器となり得るのです。