家庭の問題 親の過干渉

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結婚すれば、一家の頭は夫となります。夫は妻とよく意思を通わせ、二人で力を合わせて自分たちの家庭を築きあげてゆかなければなりません。そんなところに親が出てきて、決定しようとするなら誰が一家の頭になってしまうでしょうか。

そこに姑やほかのだれかが干渉して、舵取りを横取りしようとしてはならないのです。夫は妻と話しあって、家族の最善の益をはかって決定を下す責任があります。難しいときには、親のところに行って、どうしたらいいか助言やアドバイスをもらうのはよいことですが、「決定してもらいに」行くべきではありません。

妻も同様に、問題があるならば夫に相談し、夫と二人三脚を組むべきであって、自分の親や他の誰かと二人三脚を組むべきではないのです。もちろん、親は子供たちよりも人生経験が豊富であり、純粋に親心から子供たちのことを思って、自分の子どもの家庭に口出し、手出しするかもしれません。

助けになることも多くありますが、残念ながら、余計なお世話になることも少なくありません。また、時々ですが、親は自分のかなえられなかった夢を「子どもを利用」してかなえようとすることがあります。

このパターンが結婚した子供を対象にして親が実行する場合、かなり扱いにくい問題となります。親の過干渉は、本当は「自分のため」なのに、「あなたのため」と言い切って積極的に行動してくる場合もあります。

過干渉が真の問題であることに気づくのに時間がかかり、気づいたとしても、「控えてもらうよう」なかなか言えないような状況になっている場合があります。親の過干渉の「分野」も人によりますが、大抵、多岐にわたります。

住まい、仕事、結婚式、性、子育て、接し方、生活態度、料理、家事などです。本当は夫婦2人が相談して決定するところに、3人目が入ってくるわけですから厄介なものです。この「親の過干渉」という問題もかなりのストレスとなり、最悪の場合、離婚の理由ともなり得るものです。

自分たちの結婚生活が操り人形のようになってしまわないよう、親の干渉には限度が求められます。結婚夫婦は2人の結びつきであって、3人の結びつきではないのです。