結婚3組に対し、1組が離婚

9h84t

これは絶対いや! 「会話がない」

夫婦生活…夢のようなひと時はつかの間、ひとつ屋根の下で暮らすということはその分ストレスも生まれます。特に関係に慣れが生じるとそういえます。男性と女性が一緒に生活をしていて、「これは絶対イヤ!」なことは何でしょうか。20~49歳の既婚の男女208名にアンケートが実施されました。

1位は「会話がない」で、51.4%が「これは絶対イヤ」と回答しています。理由としては、「一緒に暮らす意味がない」、「もともと他人だから、会話してお互いの理解を深めるのが当然」などです。いつも一緒だと「沈黙が心地いい」というのもありますが、会話は別です。会話して理解し合うのは、一緒に暮らすうえで最も重要な要素のようです。

2位以下は「服を脱ぎっぱなし」「趣味に没頭する」など、自分勝手な行動が上位になっています。「歯磨きや入浴をしない」に関しては「不潔」「臭い」とバッサリ。確かに臭いのはイヤですよね…。

結婚3組に対し、1組離婚

現在、日本の離婚率は結婚3組に対し、1組離婚という高い離婚率です。昔に比べ、嫌なことを我慢することができなくなってきており、いとも簡単に結婚、離婚してしまうことが観察されています。

フィッシャーという一人の心理学者が離婚の理由を大きく4つに分けています。

・結婚に対する心の準備ができていなかった。

・結婚に大きな期待を持ちすぎた。

・知能・年齢・学歴・文化・興味などに差があり過ぎた。

・どちらかがヘンか、両方ともヘン。

こんなはずじゃなかった

一番多い離婚の理由が、「結婚に対する心の準備ができていなかった」です。早すぎる結婚には、年齢的に早いという要素もありますが、より重要なこととして、相手をよく知る前に結婚してしまうという意味で早すぎたという点があります。

お付き合いをしていてる時は、男性も女性も、意中の相手を射止めるためにいいところを見せようとし、悪いところはできるだけ隠すものです。しかし、一度結婚してしまうと、隠れていたものがどんどん出てくるものです。

「こんなはずじゃなかった」…離婚に至る人の多くがこのように考えます。

「結婚前は両目を開いて相手をよく観察し、結婚後は片目をつぶって、相手を大目に見てあげるように」…よく言われるアドバイスのひとつです。

一度結婚してしまえば、夫婦生活の中では様々な問題が振りかかってきます。自分たちの能力の範囲内で対処できる問題もあるでしょうし、自分の未熟さを痛感させられることもあると思います。しかし、結婚生活であなたが経験する試練はどれも、歴史上初めて登場するものではありません。

ただ、あなたにとって初めて遭遇する問題なのです。どうするかどうかは一人ひとりにかかっています。夫婦生活の先輩たちは、いろんな教訓を教えてくれます。伴侶の死に至るまで夫婦をまっとうした人もいれば、夫婦の途中で離婚した人もいます。

交際期間の成功と失敗、結婚生活の成功と失敗の背後に隠されている理由を考えてみるとき、それは、お互いの関係の見直しになるかもしれません。

崩れゆく結婚生活の要因は?

もともと男性と女性は補い合うよう上手にできています。お互いが、うまくやっていけるだけの潜在能力は確かにあるはずなのです。離婚の理由となるその背景にはどんな要因が隠されているでしょうか?

この困難な時代に二人が協力し合って、幸せになっていこうと約束し結婚するわけですが、最近の人は結婚に不可欠な誰かと協力して物事を達成していく経験をあまりしていません。どちらかといえば、「協力」ではなく、「競争」するよう教育されてきました。

家庭でも学校でも社会でも、出来の悪い人は見下される落ちこぼれ、出来の良い人はほめたたえられます。上か下か、勝ちか負けか。結婚に必要な人の弱いところを思いやって、フォローし合い、共に向上していくことを知らないのです。

違いに弱い

また、日本人は集団で行動することを好む国民で、ほかの人と違う少数派は和を乱すとして、排除される傾向が強いように思えます。日本人は全体的に「違い」に苦手なようです。自分たちと違った意見を排除するのは得意でも、違いを尊重し、考慮してみることには往々にして不慣れなようです。

そのようなルールをそのまま家庭に持ち込んでしまうと、離婚の理由を作りかねません。なんといっても、結婚生活ほど違いに対処しなければならない場面はないからです。結婚する男女は似ているように見えても全然違います。男と女の時点でまったく違う生き物だからです。

家庭においても父親と母親がよく話し合って、二人が納得できる解決策で行動するのを見ずに育ってきた若い人は、いざ結婚しても話し合う方法がよくわからないのではないでしょうか。お手本なしで、いきなり成功させるのはかなりの努力が必要です。

一度しかない自分の青春や人生をかけて結婚するわけですから、離婚の理由を知り、対処策をもって、すべての人に成功してもらいたいたいと思います。