夫婦で協力して借金返済

離婚の原因の多くにお金に関する二人の意見の不一致が挙げられます。特に、借金がある場合、結婚生活は破綻しやすいといわれます。借金がある夫婦とそうでない夫婦にはどのような違いがあるのでしょうか。ある研究によると、借金がある夫婦のほうがそうでない夫婦よりも、一緒に過ごす時間が少なく、言い争いが多く、不幸だということでした。

特に借金についての口論は他の事柄に比べ、長続きする場合が多く、わめいたり、暴力を振るったりと、感情的になることが多いそうです。では、夫婦として借金に対処するために何かできることはあるでしょうか。

責任のなすり合いをしない

よくあるのが責任のなすり合いです。もちろん夫婦の一方のせいで、借金を抱え込むことになった場合、相手を責めたくなるとしても当然でしょう。反省の色がなく、懲りずに借金を重ねている場合は別としても、少しでも状況が良くなってゆくよう夫婦で協力することはできないでしょうか。

相手に怒りを感じるのは当然かもしれませんが、怒りをぶちまけても借金がなくなるわけではありません。戦う相手を間違えてはなりません。戦うのは借金であって、配偶者ではないのです。ですから、二人が協力して対処してゆこうという気持ちになれるかが大切です。

抜け出せないと考えてしまう

借金があると、しかも額が大きいほど、返済は困難と感じるかもしれません。こういう時、人間は弱くなりやすいものです。自暴自棄になったり、逃げ出したりしたいかもしれませんが、できることを考えてみるのはどうでしょうか。こんなことができるかもしれません…

・生活費にいくら必要か書き出す。

・収入を今より増やせないか考えてみる。

・出費を今より減らせないか考えてみる。

・複数の借金がある場合、金利の高い借金から返済してゆく。

・複数の借金がある場合、残高の少ない借金から返済してゆく。

・複数の借金がある場合、金利の少ないローンに一本化する。

毎月受け取る請求書の数が減ってゆくのを見ると、返済意欲も高まるのではないでしょうか。

借金のことで頭が常にいっぱいになってしまう

無理もないことですが借金があって、返済に追われていると、そのことばかり考えてしまい、他のことに気が回らなくなることがあります。返済のために何年も頑張ってきたのに、まだ完済できないかもしれません。しかし、そうした状況をどうみるかは自分次第です。

もちろん贅沢はできないかもしれませんが、本当に価値のあるものはお金で買えないものが多いものです。夫婦で協力して借金を返済できた人は世の中に大勢います。夫婦の絆は借金という問題によってヒビが入ることもあれば、それを解決するために協力することによって一層強くなる場合もあるのです。

してしまった借金そのものは仕方のない事としても、家族が借金から抜け出すうえで、自分には何ができるだろうかとぜひ考えてみましょう。