夫婦の問題 夜の営みなし

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有配偶者の夜の営みがない割合は、「この1ヶ月間夫婦の営みをしなかった」人の回答率です。2001年は朝日新聞インターネット調査「夫婦1000人に聞く」、2004~2010年は第2~5回「男女の生活と意識に関する調査」によります。

2010年の「第5回男女の生活と意識に関する調査」は全国の16~49歳男女3000人を対象に9月に訪問留置方式で実施されました。(有効回答1540人、有効回答率57.2%)夜の営みがない夫婦(330人、男性122人、女性208人)が積極的になれない理由は何でしょうか。

男性の場合、「仕事で疲れている」が19.7%で最も多く、女性の場合、「面倒くさい」が26.9%で一番多くなっています。

2番目の理由は、男女ともに「出産後何となく」となっています。この調査によれば、16~49歳で婚姻関係にある者(有配偶者)の1カ月夜の営みがない割合は、2004年の31.9%から着実に増加し、2010年には4割を越えて40.8%に達しています。

この10年で約1割増加というように、夜の営みがない夫婦が増加傾向にあります。調査対象が49歳までとなっているのは、女性の通常出産年齢の区切りによっていると考えられます。なお、有配偶者に限った集計なのに「相手がいない」と回答した男性が8.2%もいるのは、単身赴任であるという理由が考えられます。

とすれば女性の方も同程度の回答があっても良いはずですが、女性の方は0.5%と少ないのです。まさか女性の方は旦那がいなければ別の男性を手当するということでもないと思います。実際のところは、妻が妊娠・出産直後の場合、男性は「相手がいない」と答え、女性は「その他」と答えるからこの食い違いが生じるのでしょう。

なにがともあれ、夫婦間で会話がない・共通の趣味もない・夜の営みもないとくれば、ほんとうに寂しいものです。残念ながらそれは十分、離婚の理由となりうるのです。