姑の嫁いじめ

昔から結婚生活には、嫁・姑の問題がつきものです。よくある話には、「姑の嫁いじめ」があります。夫が妻の側につかず、自分の親の肩を持ったり、無関心だったりするとどうでしょうか。妻は孤立無援状態になって、大変苦しい思いをすることがあります。

付き合ってわずか4ヶ月で電撃婚したTさんの場合がそうでした。家事に服装に性格になにかとつけ文句をつけるのが姑です。最初から同居という形が問題でした。

Tさんは、同居生活わずか3週間で、ストレスから急性腎盂炎が発症し、夜中に激痛が走りました。

耐え切れず、「救急車を呼んでくれるよう」夫にお願いしたのですが、夫は、近所迷惑になるから朝まで待つようにという母親の言いなりです。死ぬ思いで朝を迎え、病院に直行した結果、そのまま3週間の入院となりました。

もちろん、姑がお見舞いに来てくれることは一度もありませんでした。やっと退院となったものの、帰宅したその日から、掃除、洗濯、料理、買い物と、次々と言い渡されます。病み上がりの体と気持ちがこたえます。

夫も、心配するどころか、「今までできなかった分を十分返すように」などと言います。妊娠してからもそのこき使われようは醜い物でした。今まで育ってきた自分の家庭が恋しくてなりません。

「何のために結婚したのか」と繰り返し問うTさんでした。残念ながら、あまりのストレスからか、子供は流産してしまいました。子供を宿しながらも、生むことができなかったTさんに対する風当たりは「役立たず」という姑の言葉をはじめとして、相当なものがありました。

そんな生活をなんとか2年近く続けたとき、夫の浮気が発覚し、Tさんはもう身も心もボロボロでした。浮気を問い詰めたとき、夫の行った言葉がTさんの離婚の決め手となりました。

「おまえは俺の人生に必要ない」

「この親にしてこの子あり」とはまさにこのことです。慰謝料も出さないという強行な姿勢にも疲れ、離婚したTさんは人生のいい時期を棒に振ったと言いたいところですが、そういう生活から解放されたTさんは本当に今、生き生きとしています。残念ながら現在でもこういうことが実際にあるのです。姑の嫁いびり、いつ聞いても本当に困ったものです。