熟年離婚の理由ランキング第1位「夫が家事を手伝わない」

世間の熟年離婚にはどのような理由が多いのでしょうか。ここでは、翔年社発行の「熟年離婚の理由100の理由」より引用させていただき、その理由を挙げています。ただし、ここでは、女性目線から見た離婚の理由であることに留意してください。

(妻の立場から見た)離婚の理由 第1~10位
第1位 「夫が家事を手伝わない」
第2位 「暴言」
第3位 「甲斐がない」
第4位 「夫の浮気」
第5位 「酒癖が悪い」
第6位 「夫の暴力」
第7位 「借金」
第8位 「夫の親の介護への不安」
第9位 「会話がない」
第10位 「夫以外に好きな人ができた」

離婚の理由第1位「夫が家事を手伝わない」

離婚の理由となるのは、やはり、日常生活の小さなことの積み重ねでしょうか。「夫が家事を手伝わない」が第1位となっています。夫には定年退職がありますが、妻の家事には退職はありません。夫が家でずっとゴロゴロし、家事はすべて妻に任せっきりでは、妻がある程度不満をもっても仕方がないかもしれません。

ただ、突き詰めてみると、この「夫が手伝わない」に込められる意味は、必ずしも夫が「全く手伝わない」場合だけではないようです。夫に家事を手伝おうという意思表示があるわけです。しかし、いざやってみると、やったことがないので非常に不慣れです。手際が悪かったり、余計に時間やお金がかかってしまいます。

結果として、それならば手伝ってくれないほうがいいという妻の側の不満が込められているようです。もちろん、妻も夫が家事に不慣れで、自分がやってしまうほうが手際がいいことはわかっているはずです。それは無理もありません。妻は家事にかけてはプロですから。

ですから、もし夫が手伝ってくれる場合は、夫の「家事遂行能力」に応じて完璧さを期待しないよう、妻も「夫への期待値」を自分の中で調整しなければなりません。夫の家事遂行能力が段階的に向上してゆくような仕方で、夫婦で協力して家事ができれば理想的でしょう。

妻の家事を手伝うというのは、夫の「妻への感謝」や「妻への気遣い」の表れです。家事というものが、夫が考えていたよりも面倒で、大変な作業だということを「理解」してほしいと妻たちは思っています。

夫が会社や社会で自分の働きを評価してもらえればうれしいのと同じように、妻たちも自分たちの働きを「評価」してほしいのです。このように、実際に夫が家事を手伝うかどうかは、表面上の問題であって、本当の問題はそのような深い認識や意識にあるのです。