短気は友を失う

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辛抱強さが足りないと人間関係にどのような影響をおよぼすのでしょうか。私たちは今、携帯電話やパソコンがかなり普及した、デジタル・テクノロジーのただ中で生活しています。これらのテクノロジーを使えば、すぐに欲しい情報を手に入れることができます。かなり便利な世の中になりましたが、私たちはいつの間にかそれに慣れてしまっています。

なにしろ、それを使えば「すぐに手に入れることができる」のです。もしかしたら、私たちは生活の他の分野においても、瞬時に満足を得ることを期待するようになっているのかもしれません。

私たちは「すぐに満足を得ようとする」社会で生活しているので、全体的に見て物事が迅速かつ効率よく、自分の思うように進んでいくことを期待するようになりました。こうした点は人間関係に影響を及ぼすことがあるのでしょうか。

人間関係に及ぼす影響

良い人間関係を築いてゆくにの欠かせないことの一つに、お互いのコミュニケーションがあります。私たちがこのコミュニケーションに対しても、自分の思い通りに進んでいくことを期待するようになっているならどうでしょうか。

人間同士のコミュニケーションも、いつも自分の望むとおりに、迅速かつ効率よく行う事ができればいいのですが、現実はコミュニケーションのスピードや話の展開は人それぞれなので、いつもこちらが期待しているようにすすむことはまれです。

「すぐに手に入れる」ことに慣れてしまうと、気持ちにゆとりがなくなるため、人の話をゆっくりと聞くことが難しくなります。イライラして会話中に相手の言葉に口を挟んだり、話が回りくどいと感じると、辛抱するのが難しくなるかもしれません。

落ち着いてゆったりを会話を「楽しむ」というよりは、度々時計を見たり、足をトントンさせたりして、落ち着きのなさが出てしまうことがあり得るのです。こちらが話していると、相手がだんだんそわそわしてきたり、イライラしてきたりするなら、またその相手に話したいと思うでしょうか。

短気はコミュニケーションの敵です。また、短気は人間関係にとって、マイナスとなります。コンピューターには「すぐに」を求めてもいいかもしれませんが、人間には同じようにはいきません。人間関係を育むのには時間がかかり、「すぐに」また、「いつも」うまくゆくわけではないのです。