会話のヒント 相手の名前を使う・前回の続きから会話

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会話が続かない、会話が苦手という人がどんな工夫をすれば会話が続きやすいのか、小分けにして考慮する「会話の豆知識」のコーナー、今回は「相手の名前を使う・前回の続きから会話」です。

笑顔で相手の目を見てあいさつ、天気や季節の話題、ねぎらいの言葉…こうしたは誰に対する会話でも役立つものです。これから会話を展開していく中で、これらとともに継続的に行うとよいことがあります。それは、相手の名前を使うということです。1回や2回ではなく、会話の随所に入れるといいと思います。

「~さんはどう思います?」「~さんはいかがですか?」などというふうにです。使うのと使わないのとでは違いがあると思いますか?接客業の経験がある人ならわかるかもしれませんが、お客さんのほとんどは「すいません」と店員を呼ぶのです。しかし、中には、名札を見て名前で呼んでくれるお客さんもおられます。

そういうお客さんのことは仕事を辞めてからかなりの時間がたったからでも覚えていて、思い出すと温かい気持ちになるものです。人の名前を覚えるのは苦手な人もいると思います。早く相手の名前を覚える秘訣はなんでしょうか。

それは、名前で呼んでもらうことが相手にとっていかにうれしいことか認識することです。一見なにげないことですが、会話の中で相手の名前を用いることは、その人を大切に思っていますというメッセージを発していることになるのです。

前回の続きから会話

話題が特になく、何を話したらよいかわからないことがあるでしょうか。もし、その人と以前に話したことがあるのなら、その時に話したことを思い出してみてください。以前に話したことを使って話題のきっかけとすることができます。ささいなことでも、自分のことをおぼえてくれていると人はうれしいものです。

もし、気づいたならば、当人の服装や小物、髪型、うれしそうか、疲れているかなど、相手に関する直接の情報から会話を続けてゆくこともできます。また、他の人から聞いた相手の人の情報も、プライバシーに差しさわりのない事柄ならば会話のきっかけとすることができます。

共感する

どうすれば以前の話を思い出せるのでしょうか?どうやら思い出すというよりは、毎回、話を聞くたびにきちんと共感しておくと、時間がたっても覚えていられる確率が高くなるようです。うれしい、ムカついた、悲しかった、感動したなどの感情を自分も相手の話に合わせて感じておくならば、時間がたってもその時の話は忘れにくいといいます。

共感するということはその時に会話が盛り上がるだけでなく、時間がたってからも忘れにくいという長所があるのです。会話の中で、ぜひ相手の名前を使い、共感するように心がけてみましょう。