会話が続かない コミュニケーションのうち、言葉は3割

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会話が続かない、会話が苦手という人がどんな工夫をすれば会話が続きやすいのか、小分けにして考慮する「会話の豆知識」のコーナー、今回は「コミュニケーションのうち、言葉は3割」です。

言葉も大切だが、他にも大切なものがある

コミュニケーションにおいて、話がつまらない、話術がないと嘆いている人がいます。そのような人にとっては、コミュニケーションにおける会話が占める割合が10割なのでしょう。しかし、実際はどうなのでしょうか。

コミュニケーションのうち、言葉で伝えるのは全体の3割程度だとする専門家もいます。たしかに身ぶりや表情だけで言葉を使わなくとも気持ちが伝わることがあります。では、残りの7割とはいったいどのような点でしょうか。

表情
・明るいか暗いか
・固いか、やわらかいか
・緊張してこわばっているか
・微笑んでいるか
・調子が悪そうか、良さそうか

声の調子
・聞こえないくらい小さな声で元気がなさそうか
・いつもより大きく、元気そうか
・はやく聞いてほしそうな感じか
・スピードは興奮して速いか、落ち着いてゆっくりか

身ぶり
・身ぶりは多いか少ないか
・動作が大きく、興奮や感動を伝えているか
・動作が小さく、消極的な感じか

どうしてこのような言葉以外の部分が重要なのでしょうか?

言葉が通じなくても相手の言いたいことがわかる

たとえば、こんな場面を考えてみてください。言葉の通じない海外に旅行に行って、現地の人となんとかコミュニケーションをとれたりします。言葉を話せない身障者の方とコミュニケーションできたりします。

こういったことは、コミュニケーションが言葉だけではないことを証ししているのではないでしょうか。これは、逆に考えるとどうなりますか。言葉がコミュニケーションの3割ほどを占めるのであれば、言葉だけに注意を奪われているとき、全体の7割は聞き逃していることになるのです。

話術がないと嘆いている人は3割のところで悩んでいます。それよりも重要な7割があることを知り、そこを攻めれば「話術が…」などという悩みはずいぶんと小さくなるのではないでしょうか。今度誰かと話すとき、こうした点を念頭に置いて、よく観察してみるのはいかがでしょうか。