女性は安心感が欲しい

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2011年3月11日に起きた東日本大震災後は大変な災害となりましたが、これをきっかけに大切な人間関係を思い起こす機会になった人も多いようです。東日本大震災後、多くの男性から異口同音に聞かれた奇妙な現象があります。

知り合いの女性から、「地震、大丈夫だった?」、「久しぶりにまた会わない?」という電話やメールの連絡が次々に来たというのです。その相手は、昔付き合っていた彼女から、アドレス交換をしたものの特に親しくない女性まで様々です。

34歳になる岩手県在住のある男性は次のように述べています。「振られて別れたはずの彼女から突然メールがあり、『心配してたの、一度会わない?』と連絡がありました。急にどうしたのでしょう」

また、茨城県に住む28歳の男性はこのように述懐しています。

「去年、飲み会で出会った女の子がいたんです。明るく、感じがいい子だったので、飲み会の後にこちらから『また会おうよ!』って連絡したのですが、なんやかんやではぐらかされていました。ところが、ちょうど震災の直後から、『地震大変だったね~。今度飲もうよ!いつなら空いてる?』ってどんどんメールが来るようになったんです。いったいどうなっているのでしょうか…」

東日本大震災から約1か月後、不思議な現象はメールだけではないようです。千葉に住む36歳の男性は次のように報告してくれました。

「これまで付き合ってはいたものの、どちらかといえば結婚に興味がなかった彼女から、突然「今回の地震で大事な人の大切さがよくわかったの、あなたと家族になりたいって気持ちが強くなったの。あなたは?」と尋ねられたんです。

びっくりしましたが、嫌ともいえず、向こうの両親に挨拶に行くことになり、なんだか見えない力に押される感じで、あっという間に婚約してしまいました」

離婚協議中だったある男性は、震災を経て、「妻から切り出された離婚話でしたが、震災を境に妻が離婚に難色を示すようになり、どちらかといえば私も回避したかったので、なんだかわかりませんが助かりました」と述べています。

指輪の売れ行き好調

宝飾業界ではどうでしょうか。

新宿高島屋では、2011年4月に入ってから結婚指輪や婚約指輪の売上が前年同月比16%増加しているといいます。広報担当者によると、3月は客数が減少し、店舗も営業時間を短縮していました。

「最近は、婚約指輪は買わないで結婚指輪だけにするというカップルも多いようです。そんな中で売れ行きプラスというのは大きいです。大切なもの、人と人との絆を見つめ直すという動きが起きているのではないでしょうか」16年前の阪神大震災の後にも、ブライダル関連の商品がよく売れたといわれています。

結婚紹介所会員増加

どうやら震災を機に、特定の男性と交際したい、愛を確認したいと積極的になる女性が急増しているようです。男性のうちにはあまり意識されていない安心感を求める気持ちが女性のうちから強く発信されています。

結婚紹介所の最大手「オーネット」には、入会希望者が殺到しています。オーネットは全国に46の支社があり、東北方面では、仙台や盛岡、郡山などの被災地にもあります。地震後、どの支社も営業を再開しましたが、「こんなときだからこそパートナーを探したい」と、避難所からやってくる人もいるといいます。

オーネットの広報担当者は次のように述べています。

「震災後はマスコミ媒体での広告を自粛していたのですが、それにもかかわらず、女性からの資料請求は増えています。震災後、会員の男女比率で、女性が5%アップしたほどです。また、会員の方の中では結婚して退会される方が増えました。お話を伺うと地震や津波の報道で不安になり、誰か頼れる人、一緒にいてくれる人がいればという女性が増えているようです」

このように、災害などの不安要素から、安心感を求める心境が女性には働くようです。男性諸君もこのような状況にいつでもに答え応じることができるよう、日頃から男らしさを磨いておくのはどうでしょうか。