人間関係を悪化させてしまうこと 「罰する」

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罰にはふさわしい時と場合があります。口で何度注意してもなかなか言うことを聞かない子供に罰を与える親もいるでしょうし、法律を破ったり、他人に危害を加えたり物を破壊したりした人にはしかるべき罰が法によって与えられます。

罰を与えるというのは、力のある者が権威を行使する場合にすることで、力の弱い者が力の強い者に罰を与えるということはありません。加えて、罰を与える時には与える側の怒りの感情が関係しています。

罰の程度はミスをした人の間違いの度合いではなく、罰を与える人の怒りの程度に比例していることが多いものです。罰を与える人は自分の怒りを罰を与えるという形で表現しているのです。生活の中で罰が必要なケースはそれほどあるものではありません。

罰は相手の尊厳を傷つけることもあり、問題解決にはマイナスになることが多いのです。罰を与える人は怒りを罰という形に変えずに、そのままストレートに表現しましょう。感情を素直に表現したほうがお互いにわかりあえる可能性が高くなります。