第一印象をよくするには

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第一印象は外見で決まることが多いようです。体型や服装、顔や髪型などの見た目により、この人はいい人そうだ、この人は苦手なタイプだ、この人とならうまくやれそうだといったように感じます。

「6・3・1の法則」

心理学者メーラビアンによれば、第一印象の形成には「6・3・1の法則」が働いているといいます。第一印象で好意を持つかどうか決定づける6割は「表情」です。はじめてあったときの笑顔が好意をもたらします。

次の3割は、「話す声などの調子」です。大声だったり、早口で聞き取れにくかったりすると、好感はもたれません。

残りの1割は「話す内容」です。つまり、第一印象は、どんなことを話すかはあまり重要ではなく、表情や声の調子といった非言語的な雰囲気が大切です。何を話したらいいのかと緊張して硬くなるよりも、リラックスしてとりとめのない会話をするほうが第一印象はずっとよくなります。

相手の耳にどんな情報が入るか

初めて会う人でも、その人に関するなんらかの情報を前もって聞く場合があります。優しい人みたい、面白い人、きつい性格だよ、すぐ怒る、といった具合にです。この、その人に関する先行情報が第一印象に大きな影響を与えるようです。どのように先行情報が影響を与えるのか実験が行われました。

先行情報による印象形成の実験

この実験では、大学の授業で、新しい講師が到着して授業を始める前に、助手がその講師の経歴や人柄を紹介します。このとき2つのクラスで新しい講師を紹介するのですが、片方のクラスでは講師は温かい人だと紹介し、もう一方のクラスでは講師は冷たい人だと紹介します。

同じ講師で授業の内容もまったく同じものですが、それぞれのクラスの生徒たちがその講師についてどのような印象を持ったかを調査します。実験の結果、まったく同じ講義を聴いていたにもかかわらず、前もって講師が温かい人だと紹介されていたクラスの学生は講師に対してよい印象をもち、冷たい人だと聞いていた生徒たちは講師に対して悪い印象を持ちました。

このような実験から、前もって受ける情報が印象に与える影響の大きさがうかがえます。わたしたちがもつ第一印象と、その人の本当の性格や特質は大きくかけ離れている場合があるのかもしれません。

やり過ぎに注意!

第一印象はとても大切ですが、意気込みすぎてバランスを失いがちです。やり過ぎに注意しましょう。

話す…でも、会話を独占しない。

質問する…でも、せんさくしない。

親しみやすい…でも、なれなれしくしない。

自信を持つ…でも、自慢しない。

…こうした点を忘れないようにしましょう。