仲良くなるにはとにかく会う回数を増やす

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知らない人ばかりのパーティに行ったとしましょう。そこで、前に一度でもあったことがある人を見つけると親しみを感じます。まして何回も会ったことのある人ならば、好意まで感じるものです。

人間は初めて会う人や知らない人に対して、緊張感を持ちますが、何回か会ったことのある人だと安心感を持ちやすいものです。アメリカの心理学者ザイヤンスは、お互いに話をしなくても、理解し合っていなくても、ただ何回か顔を会わせるだけで人はその人に好意を持つと主張しています。

ザイヤンスの記憶の実験

この実験では、12人の顔写真を用意して、ランダムでスライドに映し、実験に参加してくれた人に見てもらい、記憶してもらいます。12人の顔写真のうち、2人の顔写真は一度も映りません。

ほかの2人の顔写真は1回だけ、次の2人は2回、さらに次の2人の顔写真は5回、次の2人は10回、最後の2人は25回ずつ映します。合計86回の顔写真を見た被験者が、1度も映らなかった2人の顔写真も含め、どの程度好意を持ったか、好意度を調査しました。

まずは顔なじみになる

実験の結果、スライド回数が多いほど、好意度が上がることが分かりました。スライドで1度も映らなかった人に対して、好意度はマイナス評価、1~2回しか映らなかった人の好意度は「どちらともいえない」という評価、しかし5回、10回、25回と映った人に対しては、その回数に応じて好意度もアップしてゆきました。

このような結果から、接触回数が増えれば増えるほど、それに比例して、相手に対する好意は増すということがわかります。人間関係において、相手との良い関係を作ってゆきたいのであれば、とにかくよく接触することです。