自分はダメ人間と思い込んでいるとますますダメになる

czegt463

誰でも成功したら喜び、失敗したらある程度落胆するものです。そして、時間とともに失敗を過去のものとし、またいつもの自分にもどってゆきます。ところが、成功したときはあまり喜ばず、失敗したらダメだ、

ダメだ、と自分にダメだしをしつづける人がいます。成功してもダメ、失敗してもダメ、すべてダメになってしまいます。こういう状態になると、自己評価は下がりますし、気分も落ち込みます。

色彩記憶テストの実験

①.3分間自分の周りの青い色のものを見つけて、それをできるだけ記憶しましょう。

②.目を閉じて、1分間記憶を保持しましょう。

③.目を閉じたまま、自分の周りにあった赤い色のものを思い出してください。

―解説―

③の課題はかなりの難題です。

始めから青いもの(ブルーなもの)ばかり記憶するよういわれていたので、頭の中の意識は青いもの(ブルーなもの)でいっぱいになり、赤いものは実際には見えていましたが、注目されなかったので、記憶されにくく、思い出すのも大変です。

マイナスばかり見ているとプラスが見えなくなる

この色彩記憶テストの青い色を自分の失敗や短所、欠点といった悪い点とし、赤い色を自分の長所・成功・よい状況というふうに置きかえるなら、いつもダメなところばかりに注目する人はそこが記憶に残りやすくなり、自分の否定的な評価につながりやすくなります。

逆に、よかったことや上手にできた点などの良い事柄に注目していると悪いことは目に入りにくく、肯定的な自己評価へとつながりやすくなります。つまり、自分はダメ人間と思い込んでいる人は、さらに強くそう思うようになります。マイナスばかり見ていると、プラスが見えなくなるのです。